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2010月08月20日
最近、知人と賢治についての会話を交わす機会がありました。 若い頃(といっても大人になってからですが)、童話や絵本に関心を持ち一時期よく読みました。 そのような中でも、賢治は自分の中では別格の位置を占めていました。 全集嫌いでありましたが、当時僕にとっては高額な筑摩書房の『校本 宮澤賢治全集』を買い揃えました。 また、ほるぷ出版が「名著復刻・日本児童文学館」というシリーズを発売していたのですか゛、その中に『風の又三郎』(昭和14年12月20日発行・羽田書店)と『グスコー・ブドリの傳記』(昭和16年4月20日・羽田書店)があったので大枚をはたいて買ってしまいました(情けない話し、当時独身でありながらも本当に決断を要した事を今でも覚えています)。 まあ、そんなことはどうでもいいのですが、今日篠山の能楽資料館の二階にある「電燈舎」というギャラリーで催されている「『賢治曼荼羅蔵書票』 加藤昌男銅版画展」に行ってきました。 いゃ~よかったです。暑い中出かけた甲斐がありました。 作家の加藤さんは篠山へ十年程前に越してこられたようです。 彼が物凄く賢治に惚れ込んでいる事がお話しぶりでわかりました。 朝日新聞の記事によりますと、 銅版画歴約50年という加藤さんは、会社を定年後に篠山に移り住み、ギャラリー&アトリエ「HOO工房」を構えた。蔵書票に表現し始めたのは1997年から。加藤さんは今回の銅版画展について「蔵書票の形式を借り、その小さな画面(ミクロコスモス)の中に賢治の童話の場面をひとつひとつ描き込 んでゆくことによって、曼陀羅(マクロコスモス)ができあがっていく」と説明。蔵書票が108枚になるまでの製作を目指しているという。 賢治ファンなら垂涎のたれる展示です。(購入もできます) 机の上の本は、彼の奥様の製本です。これも素晴らしく素敵な装丁です。 これはそれぞれ賢治の一冊の本に関する銅版画です。 二段目の右端にぼくの好きな『虔十公園林』があります。 入れ違いになりましたが、当日、河合雅雄先生が来られていました。(余談です) 明日(2010/08/21)、PM2:00~、賢治童話の朗読とコンサートがあります。 『よだかの星』 朗読 : 高井三千代 フルート : 松村京子
by culon
| 2010-08-20 21:55
| 田舎暮らし
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