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龍野の町屋ゾーンで、是非訪れていただきたいのは「伏見屋」です。
伏見屋といっても呉服屋さんではありません。 書店です。 明治34年(1901)に建てられたようです。 ここのお店の屋号は、江戸時代に京都の伏見屋というお店と取引をしていたところ、経緯は定かではありませんが屋号を引き継いて欲しいとの事からつけられ、寛政10年(1798)の絵図には現在地に伏見屋伊助の名があり、天保5年(1834)に油を商いしていた伏見屋伊八の記載が龍野市史にみられる。 一種の総合商社のようなもので、油や書籍や紙など扱っていた模様。 要するに、ものすごく古くから京都の先進の文化を啓蒙する窓口の役割をも担っていたわけです。 この伏見屋さんには、露風や清や青潮などもこちらの本屋さんに通っていた。 聞くところによると、昔ある大学の教授が疎開するのに龍野を選んだ。 その理由は、小さな町だが信じ難いおおきな本屋があるからと。 近年大型書店やネット書店によって、町の小さな本屋がなくなってしまった。 まことに残念なことです。 町の本屋の存在こそが文化の担い手だったのです。 今も昔もそれは変わらない。幾多の文化人が子供のころ、地方の町の本屋さんにお世話になったことだろうか。 この伏見屋さんは、ほぼ当時のまま現在に至っている。 吹き抜けになった二階は回廊になっており、本棚がぐるりとある。 この雰囲気は最高です。 何とか復元保存を願う。 龍野で欠かせないのは醤油。 うすくち龍野醤油資料館です。 その側にあった自動販売機。 醤油の自動販売機です。 ここにしかないだろうな。 とても気になる建物。 もう診療はしていない古林医院のお宅です。 ものすごく広い敷地です。 この角の診療所の建物はレストランやカフェ、あるいはギャラリーに転用すればものすごくいい空間になること間違いなしです。 残念ながら、「あがぺ あーと」は定休日でした。 が、なんと本日二回目のラッキー。 帰り道、ギャラリーの前に車がとまっているのを発見。 店主がたまたま所用でギャラリーに来ておられ、運よくお会いすることが出来ました。 めでたしめでたしでした。 以上、今回の「龍野をぶらり」は終了です。また春に再訪です。
by culon
| 2012-12-22 15:57
| 田舎暮らし
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