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2010年12月12日(日)
このところ農作業をほとんどしていません。 朝夕、里山に散步に出ます。収穫の終わった田畑や山の樹木や川の流れを見たりしながらチャックと歩いています。 ある日、散歩しながらなんともいえない寂寞とした気分に襲われました。 といいますのは、無農薬で作物を作るようになって最初の障壁は害虫です。様々な虫によって無残に食べつくされます。 この対策が困難です。売り物になりません。農薬の誘惑に負けそうになります。 農民にとって「害虫は敵」だ、猪や鹿やアライグマも敵だ、カラスもヒヨも敵だ・・・・。 たとえ家庭菜園でも、農業を始めるとこのような思いがどなたにも潜在意識として形成されていくのではないでしょうか。 里道を散歩しながら田畑を見ていたとき、突如、実は人間こそ地球という生命体に寄生する「寄生生物」以外の何ものでもないという感覚にとらわれてしまいました。 地球上にいるすべての生物は、生態系の中で存在意義を持ちながら生きているのに、ただ人間だけが「地球生命体」を貪り尽くしているのではないでしょうか。 エコ、エコ、とお題目のように叫んでも屁の突っ張りにもなりません。 エーリッヒ・フォン・デニケンが、人類の発祥は宇宙の知的生命体がDNAを操作し、猿から進化する過程を観察するための実験対象物で、過去に知的生命体が地球へ来た痕跡はあちこちにあり、UFOは彼らが時々進化の状況を観察に来ているというような荒唐無稽の説を唱えていましたが、真偽はどうであれ遺伝子操作された人間がいつか地球を破壊してしまう元凶になると思ってしまいます。人間こそパラサイトなのです。 エティエンヌ・ピヴェール・ド・セナンクールの「人間は所詮滅びるかもしれず、残されたものは虚無だけかもしれない。しかし抵抗しながら滅びようではないか。そして、そうなるのは正しくないということにしよう」という言葉か実感として刻みこまれた気がします。 ある冬の朝の妄想。
by culon
| 2010-12-12 20:08
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